1999.7.12
No.0904
(1)実施機関名
名古屋大学大学院理学研究科
(2)新建議の項目
観測技術開発
(a)課題名
ボアホール型地殻歪み連続観測と間欠的応力測定法の開発
(b)関連する新建議の他の項目
1-(2)イ、ウ、1-(3)ア、3-(2)ウ
(c)平成11年度の到達目標
ボアホール底でのオーバーコアリング歪み測定法の開発
(d)平成11年度実施計画の概要
他機関と共同して、地殻活動総合観測装置の埋設や,水圧破砕法による応力測定時にオーバーコアリングによるボアホール底での歪み測定を行う。オーバーコアリングの経験と積むことと,ボーリング業者にもオーバーコアリングの手法の会得をさせることを目指す。また,オーバーコアリングの手法を開発しつつ,地下深部でのボーリング計器の改善のノウハウを蓄積する。(旅費20万円)
1) 土岐(150m)でのオーバーコアリング(7月〜8月)
(工事費は,地震フロンティア地下水研究チーム)
2) 瑞浪で(180m)でのオーバーコアリング(2000年1月〜2月)
(工事費は地震科学研究所)
3) 阿寺断層での計画有り.(工事費は防災科学研究所)
(e)全体計画のうちの平成11年度の計画の位置づけ
全体計画では繰り返し応力測定の技術を開発するのが目的であるが、本年度はその基礎となるボアホール底での応力測定技術を確立することを目標にする。
(f)この課題の実施担当連絡者
山内常生 電話:052-789-3045, FAX:052-789-3047
yamauchi@seis.nagoya-u.ac.jp