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2001.6.25修正
No.0107
(1)実施機関名 地震研究所
(2)実施内容
(a)新建議の項目
㈽-1-(2) 準備過程における地殻活動
(b)課題名
繰り返し注水実験による野島断層の強度回復の検出および誘発地震発生
メカニズムの解明
(c) 関連する新建議の項目
㈽-1-(2)-イ,㈽-1-(2)-ウ、㈽-1-(2)-エ、㈽-3-(2)-ウ
(d)平成13年度の到達目標
注水試験によりえられた歪・傾斜連続観測データを使用し,野島断層の固着
過程との関係を調べる.
(e)平成13年度実施計画の概要
平成13年度は過去2回の注水実験でえられた注水に対する歪・傾斜変化
観測結果を相互比較し検討する.
(f) 全体計画のうちの平成13年度の計画の位置づけ
野島断層近傍における地殻変動観測を地震発生直後から行い,地震断層近傍の
歪・傾斜変化を通して地震断層の回復過程を明らかにすることを目標として
きた.そのなかで,800mボアホール内に設置された地殻活動総合観測装置に
よる歪・傾斜観測を継続するとともに,平成8年5月の観測開始以降約5年間
の
歪・傾斜連続観測データを使用し,野島断層の固着過程との関係を調べる.
(g) この課題の実施担当連絡者(氏名、電話、FAX, e-mail)
佐野 修,Tel:03-5841-5892、Fax:03-5841-8265,
e-mail:osano@eri.u-tokyo.ac.jp