1999.11.25 |
No.0213 (1)実施機関名 京都大学防災研究所 (2)実施内容 (a)新建議の項目 3.(2) 観測技術 (b) 課題名 海底地殻変動測定器の開発 (c) 関連する新建議の項目 1.(1)ア、イ(2)ア、イ 2.(1)ア (d) 平成13年度の到達目標 長期観測可能な実用海底地殻変動観測システムを開発し、実用的な試験観測を 開始する。 (e) 平成13年度実施計画の概要 海底地殻変動観測システムに改良を加え、長期の試験観測を開始する。南海トラフ沿いなど適当な場所を選定し、海底基準局を設置する。基準局の位置決定のための観測を半年程度の間隔を空けて繰り返し実施する。 (f) 全体計画のうちの平成13年度の計画の位置づけ 海底地殻変動測定器は、GPSによる海上精密測位と海中における音響精密測距をリンクさせたもので、現在陸上のGPS観測網等で得られている変位ベクトルデータを自然延長した形で、海溝陸側斜面や海溝周辺等の海域の海底の変位データを得ることを目指すものである。前年度までに長期観測可能なシステムを開発し、実用化のための実証段階として海底基準局を設置する。その後その 基準局の変位をモニターしていく。 (g) この課題の実施担当連絡者 氏名:片尾 浩 電話:0774-38-4237 FAX:0774-38-4239 e-mail:katao@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp |