1999.11.25

No.0217

1)実施機関  京都大学 防災研究所

2)実施内容

 (a)建議の項目:4 

 (b) 課題名:新地震予知計画推進体制の整備

 (c). 関連する新建議の項目:

  1.(4)イ,  2.(1)ア,イ,  4.(2)

 (d). 平成13年度の到達目標

   新地震予知計画を推進するため地域自治体等との連携,及び観測システ ム,データ処理・流通システムの整備を行う。またこれを円滑に遂行するため地震予知研究センターの組織の整備も行う。

(e) 平成13年度実施計画の概要

1)西南日本における大学,気象庁,科学技術庁,地域自治体,企業体のデータを総合的に流通させるためのシステムの構築。

2)研究のために大学が維持する観測点の整備。

3)国際協力を含む総合移動観測体制の拡充。

人員要求:教授2(振り替え1),助手1,技官1

(f) 全体計画のうちの平成13年度の計画の位置づけ

1)各機関の有するデータを収集統合し,震源情報などの情報を付加して,これを準リアルタイムで各機関に配信する。また,地震予知研究と地域防災に資するための基礎データベースを構築する。

2)大学の維持する観測網に強震計,歪計などを新たに設置し,データの質も向上させる。 これにより,都市域での強震動予測も行う。

3)外国に於ける大地震(例えば,トルコ,台湾)の調査にも迅速に対応する。

(g) この課題の実施担当責任者

氏名:渡辺邦彦  電話/FAX:0774-38-4204

e-mail:watkun@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp