(1) 課題番号:0217
(2) 実施機関名:京都大学防災研究所
(3) 課題名:新地震予知計画計画推進体制の整備
(4) 対応する新建議の項目
4.本計画推進のための体制の整備
(1) 地震に関する各種資料の広範な活用と保存
(2) 人材の要請と確保
(5)「3. 具体的な課題提案の背景」の項目:
なし
(6) 関連する建議の項目
4. (1), (2)
(7) 平成12年度までの研究成果と13年度計画の概要
平成12年度には、大阪管区気象台との交換回線による常時観測データの処理方式を見なおし、西南日本の上宝、北陸、阿武山、鳥取、徳島の5観測網の固有データベースと全体を統合したサターンデータベースの構築を行った。データ処理を責任観測点方式から責任地震方式にして、各観測網データ処理の効率化を図った。これらの模索の成果が鳥取県西部地震の処理に活かされた。また強震観測データの活用を行った。これらデータを用いて地震活動の定量的評価を試みた。
平成13年度には、これらのデータの流通と利活用により、地域社会との連携を進める。重点地域で広帯域地震計による稠密観測をまた国際協力を推進し、総合移動観測体制を整備して国内外を問わない共同観測調査を実施する。
(8) 平成14年度の実施計画概要 (予算・人員規模を含む)
平成13年度に引き続き、総合移動観測体制の整備を行い、国内外に おける地震予知に関するプロジェクト研究を推進する。
また防災研究所の改組構想に連動して、地震予知研究センターと火山活動研究センターとの協力をより密にする。
人員要求:教授2(うち振替1)、助手1、技官1
(9) 5ヶ年の到達目標に対する平成14年度の計画の位置づけ
(10) この計画の実施担当連絡者
氏名:梅田康弘
電話::0774-38-4226
FAX :0774-38-4226
e-mail: umeda@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp