□============================================================= //__// 地震・火山噴火予知研究協議会企画部メールニュース                          2015/12/09 号 □============================================================= □_1.最近の動き """"""""""""""""""""""" ○H27年度第2回地震・火山噴火予知研究協議会が開催されました.  11月30日に東京大学地震研究所においてH27年度第2回地震・火山噴火 予知研究協議会が開催されました.主な報告・審議についてお伝えしま す.詳細については協議会HPをご覧ください. https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/ex/kyogikai_zk/h27-2/  文部科学省から「災害の軽減に貢献するため地震火山観測研究計画」 実施機関の追加,来年度のレビュー報告書の作成方針,平成28年度予算 概算要求などについて報告がありました.その中で特に,「次世代火山 研究・人材育成総合プロジェクト」について活発な意見交換が行われま した.今回の会議中には,次世代の人材育成について社会や学術の動向 を踏まえた話題提供もあり,議論が行われました.人材育成は非常に重 要な課題であるという共通認識のもと,「次世代火山研究・人材育成総 合プロジェクト」の状況を見守るとともに,協議会においても今後議論 を続けることにしています.  協議会では,大学以外の機関を含めた研究推進体制の改革の制度設計 を検討しています.この推進体制検討ワーキンググループの報告が行わ れました.推進体制検討WGの審議状況は以下をご覧ください. https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/ex/kyogikai_zk/h27-2/h27-2-3-1 .pdf  大学以外の機関を含めた当面の実施体制については,来年度から,現 在オブザーバーである行政機関や国立研究開発法人等の代表が協議会の 委員となります(オブザーバー参加の可能性も残します).また,企画 部内に推進室と戦略室を設置し,戦略室には行政機関や国立研究開発法 人等の代表も参加することになります.将来の抜本的な改革についても ワーキンググループで継続して議論していくことになりました. ○協議会への新規機関の参加  H27年度第2回地震火山噴火予知研究協議会で,下記の機関の参加が承 認されました. ・東京大学大気海洋研究所 ・北海道立総合研究機構環境・地質研究本部地質研究所 ・山梨県富士山科学研究所 新委員は次の通りです.   佐野有司 (東京大学大気海洋研究所)   岡崎紀俊 (北海道立総合研究機構環境・地質研究本部地質研究所,         オブザーバー)   吉本充宏 (山梨県富士山科学研究所,オブザーバー) その他,委員の交代があり下記の方が新たな委員になりました.      石原 靖 (海洋研究開発機構,オブザーバー)   今西和俊 (産業技術総合研究所,オブザーバー) ○地震データ大規模解析サーバーの利用について 近年,長期間の連続地震波形を用いた解析により新しい研究成果があげ られるようになってきました.このような研究を進める基盤として,東 京大学地震研究所に地震データ大規模解析サーバーが設置されることに なりました.データ流通に関する協定にある地震データ利用ガイドライ ンに従って,利用者が申請を行ってデータを利用する仕組みが提案され ています.協議会では,この提案を承認するとともに,海外や我が国に おけるデータ公開の流れを踏まえて,データ公開のあり方について,今 後も引き続き議論を続けていきます. ○研究戦略室から  研究戦略室では,総合研究グループや複数の部会を横断した研究集会 を支援しています.  その一つとして,11月21日に東京大学地震研究所において,【連続シ ンポジウム】「災害の歴史から何を学ぶか?(1)検証!天明浅間山噴火」 を開催しました. https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/ex/H26-30/program_symposium_Te nmeiAsama151121.pdf この連続シンポジウムは研究戦略室と史料・考古部会が中心となって, 文系と理系の研究者の間の議論と交流を深めるために企画したもので、 今回は火山部会の協力の下に,天明の浅間山噴火を取り上げました.今 後もさまざまな歴史地震火山災害を取り上げて,年1回程度開催してい くことにしています.  研究戦略室では,このような学際的な研究集会や複数の部会を横断し た研究集会を積極的に支援していきます.企画やアイディアをお持ちの 方は,企画部までご相談下さい.  研究戦略室では研究計画を推進するための議論を定期的に行っていき ます.研究戦略室で議論すべき事案,研究戦略室への提案,要望などが ありましたら企画部までお寄せ下さい. ____ □_2.今後の予定 """""""""""""""""""""""" ○年次報告書の作成 1月下旬〜2月上旬  各機関に報告書提出の依頼 2月中旬〜2月下旬  報告書提出締め切り ○会合 3月14〜16日  成果報告シンポジウム その他については協議会HPの行事予定をご覧下さい。 https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/ex/H26-30/calendar.html ○行事予定の連絡のお願い 部会,研究グループなどのミーティング,研究集会等を企画した際には 下記の内容を企画部宛にお送り下さい.協議会HPに案内を掲載します. ====== 日時: 場所: 連絡担当者: 簡単な説明や連絡事項,プログラム等(任意、形式自由) ====== ○協議会HP 協議会HPのトップページに掲載するニュースや図,写真などを募集して います.企画部までお送りください. ○企画部メールニュース 企画部メールニュースに掲載する記事や話題がありましたら,企画部ま でお送りください. ※本メールの転送は自由に行って下さい. ================================================== 発行:地震・火山噴火予知研究協議会企画部 〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学地震研究所1号館4階 企画室 (1-401) TEL:03-5841-5712 FAX:03-5841-1759 E-MAIL: yotikikaku @ eri.u-tokyo.ac.jp HP: https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/ex/ ==================================================