2001/11/06
米子研究集会プログラム（第４版）
京都大学防災研究所 研究集会(一般) 13K-4
「地震発生準備過程の物理と観測 −最近の成果と今後の課題−」
場所：米子コンベンションセンター 第７会議室
日時：平成13年11月14日（水）9:00〜 11月15日 (木) 12:10
コンベンションセンターのホームページ：
http://www1.pref.tottori.jp/bigship/indexj.htm
米子コンベンションセンターへは駐車場側からお入り下さい。
＊ＪＲ米子駅出口から西徒歩３分
＊米子空港から車で２５分
＊中国横断自動車道岡山米子線、米子ＩＣから車で約１０分
宿泊関係：ホテル等は以下のWebを参照し各自で予約ください。
http://www.tottori-torc.or.jp/kaigi/naka/03.htm
＊講演には、液晶プロジェクター、OHP、スライドのいずれかを使用することが可能です。
11月14日（水）9:00〜17:00
１、はじめに 9:00〜9:10
あいさつ
笠原 稔 （北海道大学地震火山研究センター）
２、東海地域の現状と今後の予測 （司会：川崎 一朗）
9:10〜9:30 東海地域のGPSから見た最近の地殻変動
小沢慎三郎 （国土地理院）
9:30〜9:50 地殻変動観測から検討する過去のスロースリップ
木股文昭 （名古屋大学理）
9:50〜10:10 サイレント地震は震源核か？
川崎一朗 （富山大学理）
10:10〜10:30 東海地域推定固着域における地震活動変化
松村正三 (防災科学技術研究所)
10:30〜10:50 地殻応力臨界現象としての東海地震とその発生予測
五十嵐丈二、角森史昭 （東京大学理）
10:50〜11:10 2001年東海の異常地殻変動のTime-to-Failure解析
河村 将（名古屋大学環境）・山岡耕春（名古屋大学理）
11:10〜11:30 バリアー／フラクタル アスペリティモデルにもとづいた東海地震発生予測
瀬野徹三 （東京大学地震研究所）
11:30〜12:00 総合討論
12:00〜13:30 昼 食
３、地震活動・不均質構造・低周波地震 （司会：松澤 暢）
13:30〜13:50 日奈久—布田川断層系の不均質構造について
松本 聡（九州大学大学・地震火山観測研究センター）
13:50〜14:10 1997年鹿児島県北西部地震とその後の活動について
後藤和彦（鹿児島大学理）
14:10〜14:30 地震エネルギー開放量と地震再発性の時空間分布から見る地震活動
戸谷雄造（北大理地球惑星）・笠原稔（北大地震火山セ）
14:30〜14:50 西南日本内陸の活断層に発生する深部低周波地震
大見士朗（京都大学防災研究所）
14:50〜15:10 西日本で発見された地殻底部低周波微動
小原一成（防災科学技術研究所）
15:10〜15:30 休 憩
４、鳥取県西部地震はどの程度まで予測可能だったか？ その１
（司会：松村正三・木股文昭）
15:30〜15:50 ２０００鳥取県西部地震地域の活断層調査
井上大榮・宮腰勝義・上田圭一 （電力中央研究所）
15:50〜16:10 歪速度の小さいところで起きた鳥取県西部地震
橋本学 (京都大学防災研究所)
16:10〜16:30 ２０００年鳥取県西部地震に先行した群発的地震活動と本震の破壊過程の関係について
澁谷拓郎(京都大学防災研究所)，中尾節郎(京都大学防災研究所)，
西田良平(鳥取大学工)，竹内文朗(京都大学防災研究所)，
渡辺邦彦(京都大学防災研究所)，梅田康弘(京都大学防災研究所)
16:30〜16:50 西南日本の火山活動と地震波速度構造
木村純一（島根大学理）
16:50〜17:00 鳥取県西部地震前の水平地殻変動：GPSデータの解析
大淵智勝、河合研志、五十嵐丈二（東京大学理）
18:30〜20:00 懇 親 会
11月15日（木）9:00〜12:10
４、鳥取県西部地震はどの程度まで予測可能だったか？ その２
（司会：松村正三・木股文昭）
9:00〜9:20 山陰地方の地震活動と地震空白域
石川有三（気象研究所）
9:20〜9:40 山陰地方の深部比抵抗構造とその意味
大志万直人 (京都大学防災研究所)、塩崎一郎（鳥取大学工）
9:40〜10:00 2000年鳥取県西部地震震源域における反射法地震探査と稠密微小地震観測の成果概要
阿部信太郎・青柳恭平（電力中央研究所）
10:00〜10:20断層トラップ波で震源断層を探る
西上欽也 (京都大学防災研究所)
10:20〜10:40 稠密余震観測による2000年鳥取県西部地震震源域の3次元速度構造
について
2000年鳥取県西部地震合同稠密余震観測グループ・澁谷拓郎
(京都大学防災研究所)
10:40〜10:50 休憩
10:50〜11:10 地震計アレイ観測による鳥取県西部地震震源域周辺の散乱体検出
について
松本 聡（九州大学大学・地震火山観測研究センター）
11:10〜11:30鳥取県西部地震前後の近畿地方における地下水・地殻歪変化について
小泉尚嗣（産業技術総合研究所）
11:30〜11:50 Time-to-failureの鳥取県西部地震への適応
松村正三（防災科学技術研究所）
11:50〜12:10 総 合 討 論
12:10〜13:30 昼 食
上記の研究集会終了後、同じ会場で以下の研究会が引き続いて行われます。
京都大学防災研究所 研究集会 13G-2
「2000年鳥取県西部地震周辺の空白域の検証」
場所：米子コンベンションセンター 第７会議室
日時：平成13年11月15日（木） 13:30〜16:00
13:30 「2000年鳥取県西部地震周辺の空白域の検証」（司会：渡辺邦彦）
13:30〜13:35 はじめに
西田良平（鳥取大学 工学部)
13:35〜13:55 山陰地方の活構造（仮題）
横田修一郎（島根大学総合理工学部）
13:55〜14:15 鳥取県西部地域の基盤の地質と構造
石賀裕明（島根大学総合理工学部）
14:15〜14:35 地質構造と火山活動とに規制された地震発生場
小室裕明（島根大学総合理工学部）
14:35〜14:55 山陰地方の温泉
北岡 豪（岡山理科大学）
14:55〜15:15 山陰地域の温泉観測ネットワーク
渡辺邦彦（京都大学防災研究所）
15:15〜15:35 鳥取県西部地震の震源断層の構造探査計画
西田良平（鳥取大学工学部）
15:35〜15:55 総合討論
15:55〜16:00 おわりの挨拶
梅田康弘（京都大学防災研究所）
16:00には終了する予定です。