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 新着情報(2009年2月24日更新)


 平成18年5月1日より地震と火山噴火の予知協議会を統合した、地震・火山噴火予知研究協議会が発足しました。この協議会は大学の地震と火山噴火予知研究を行っている組織間の研究連携と協力を推進するための組織です。地震と火山研究はそれぞれある程度独立しており,学会も地震学会火山学会と異なっています。そのため、従来はそれぞれ独立した全国大学の協議会組織を構成してきました。しかし、自然現象としても関連し、研究手法の上でも共通する点が多く、また組織上も協力して活動する機会が多いため、全国の協議会レベルでの連携が必要となってきました。各大学や研究者レベルではすでに連携した研究が行われていますが、全国の大学の研究を統括する協議会レベルでの連携が実現したことにより、さらに組織的な研究活動が可能となりました。
 連携した協議会のもとには、研究の効率的推進のため地震分科会および火山分科会が設けられました。それぞれの分科会では地震予知および火山噴火予知に関する固有の事項の協議を行います。
 協議会はそれぞれの大学の施設の長から構成されますが、より機敏で細やかな対応をとるために企画部があります。現在は8名からなり東大地震研以外に、他機関から2名の客員教授がメンバーとなっています。また協議会には実際の研究推進のため計画推進部会が置かれています。このような組織によって、今後もさらなる研究の推進を進めていきます。