第2回地震予知研究協議会議事概要

 

 

    日 時   平成12年7月4日(火)13時30分〜17時25分

 

    場 所   地震研究所第二会議室

    

    出席者       島村 英紀(北大大理)

              田中 和夫(弘前大理工)

              西谷 忠師(秋田大工資源)

              浜口 博之(東北大大理)

              野津 憲治(東大大理)

              藤井 敏嗣(東大地震研所長)

              大中 康譽(東大地震研)

              菊地 正幸(  〃  )

              金沢 敏彦(  〃  )

              藤井 直之(名大大理)

              島田 充彦(京大防災研)

              木村 昌三(高知大理)

              西田 良平(鳥取大工)

              鈴木 貞臣(九州大大理)

              角田 寿喜(鹿児島大理)

              濱野 洋三(東大大理)

              本蔵 義守(東工大大理)

              石橋 克彦(神戸大都市安全センター)

              小林 洋二(筑波大地球科学系)

              平田  直(東大地震研企画部長)

    オブザーバー    平野 仁司(文部省学術国際局学術課)

              纐纈  一起(文部省学術国際局学術調査官)

              佐藤 明生(科学技術庁研究開発局地震調査研究課) 

              飯尾 能久(東大地震研企画部)

 

 

 

議   事

 

1.前回(4月11日)議事概要(案)を確認し、原案どおり承認された。

 

2.藤井(直)委員から、名大において今後助手のポストが空くことを機に、流動的研究者の異動を検討したらどうか、との意見が出され、種々検討が行われた結果、現行の流動研究員制度に基づいて協定書を提携し北大との間で実施する計画を、平成13年度概算要求に出した旨、報告があった。

 

3.菊地委員から、三宅島火山、神津島近海地震について地震研究所では緊急時連絡本部

を設置し、観測等を行ったこと、また、金沢委員、藤井(直)委員から、海上保安庁、海洋科学技術センターとの協力で20台の地震計及びGPS7台を設置した旨、説明があった。

 

4.平田企画部長から、本協議会規則に推進部とあるところを、計画推進部に訂正したい

旨の説明があり、原案どおり本規則、企画部内規、計画推進部会内規の一部改正が承認された。

 

5.菊地委員から、本協議会規則第9条の外部評価委員会を早急に発足すべく、内規案に

ついて提案があり、種々検討の結果、目的条項及び委員の任期を3年と修正することで原案どおり承認された。引き続き外部委員の人選について検討が行われ、建議のレビューと違って大学における予知研究の具体的評価と提言をお願いするという観点から人選を行うことを確認し、以下の4氏を委員候補者とすることが了承された。なお。後日地震研究所長から委嘱手続きすることとした。

       津村建四郎氏(地震調査委員会)

       大竹 政和氏(東北大理学研究科)

       入倉孝次郎氏(日本地震学会長)

       柴田 鉄治氏(元朝日新聞)

 

6.平田企画部長から、平成11年度成果報告について説明があり、意見の交換が行われ

た。なお、報告書は8月中に刊行され、関係機関等に配布される。

 

7.平田企画部長から、平成12年度実施計画について説明があり、飯尾オブザーバーか

ら全体計画骨子、同補足説明、項目別実施計画の要点が示され、意見の交換が行われ、原案どおり了承された。

 

8.濱野議長から、緊急時の連絡先について確認が行われ、9月1日の東海地域大規模地

 

震の通報訓練はこれに基づいて行うこととした。

 

9.次回は、平成13年1月上旬を目途に開催することとした。

 

以  上