東京大学地震研究所・京都大学防災研究所では,平成14年度10月より5ヵ年の予定で始まった「大都市大震災軽減化プロジェクト」のテーマI「大都市圏地殻構造調査研究」(研究代表者:平田 直)のうち,「サブテーマ3.断層モデル等の構築」において,以下の9共同研究課題の平成16年度参加者を募集します.参加を希望される方は,
「地震研究所・共同利用のご案内」 http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/KYODO_RIYO/index.html
または
「防災研究所・共同研究募集について」 http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/kyodo/kyodo16.html
をご覧になり、特定共同研究(A)の以下の課題に申し込んでください。また、不明な点は、各課題の所内担当者に電子メールにてお問い合わせください。
大深度弾性波探査
(1)制御震源探査
研究代表者:梅田康宏(京都大学防災研究所)
所内担当者:佐藤比呂志(東京大学地震研究所) satow@eri.u-tokyo.ac.jp
・大深度弾性波探査のデータの解析と、解釈に基づく地殻構造の研究。
探査計画は、制御震源地殻構造探査運営委員会によって議論され、大都市圏地殻構造調査研究運営委員会
できめられる。
(2)自然地震探査
研究代表者:笠原敬司(防災科学技術研究所)
所内担当:平田直(東京大学地震研究所) hirata@eri.u-tokyo.ac.jp
・首都圏の自然地震観測網によって得られるデータの解析と解釈に基づく地殻構造の研究
断層モデル等の構築
研究代表者:伊藤谷生(千葉大学理学部)
所内担当者:佐藤比呂志(東京大学地震研究所) satow@eri.u-tokyo.ac.jp
・地質・変動地形に基づくモデル化
・トレンチ調査等によるモデル化
研究代表者:纐纈一起(東京大学地震研究所) koketsu@eri.u-tokyo.ac.jp
所内担当者:同上
・地震・測地データに基づくモデル化
・歴史資料に基づくモデル化
研究代表者:井出 哲(東京大学理学系研究科)
所内担当者:宮武 隆(東京大学地震研究所)
miyatake@eri.u-tokyo.ac.jp
・動力学的断層モデル
研究代表者:山中浩明(東京工業大学総合理工学研究科)
所内担当者:古村孝志(東京大学地震研究所)
furumura@eri.u-tokyo.ac.jp
・三次元速度・Q構造モデル
・表層地質とサイト特性
・高密度強震観測に基づくモデル化
研究代表者:西上欽也(京都大学防災研究所)
nishigam@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp
所内担当者: 同上
・活断層の深部形状モデルに関する研究
・活断層における地震活動特性・発震機構等の不均質性に関する研究
・活断層および周辺地殻の三次元速度・減衰・密度構造モデルに関する研究
研究代表者:橋本 学(京都大学防災研究所)
hasimoto@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp
所内担当者: 同上
・活断層の準静的モデルに関する研究
・歪蓄積過程のモデル構築に関する研究
研究代表者:岩田知孝(京都大学防災研究所)
iwata@egmdpri01.dpri.kyoto-u.ac.jp
所内担当者: 同上
・動力学的断層モデルに関する研究
・短周期強震動のスケーリングに関する研究
・表層地質とサイト特性に関する研究
「大都市圏地殻構造調査研究」についてはウェブページ
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/daidai/index.html
をご覧ください.
この研究の主要部分はふたつのサブテーマ,1.大深度弾性波探査,2.大規模ボーリング調査で構成されています.サブテーマ3は地質学・地震学・測地学・地震工学などの基礎研究を通して,震源断層や地下構造等のモデル化手法,さらには地震動の予測手法の高度化を図りながら,得られた手法をサブテーマ1,2の成果に適用して,首都圏・近畿圏などに影響を及ぼし得る震源断層の断層モデルや,関東平野・大阪平野などの堆積盆地構造モデルを構築し,地震動予測(長期評価,強震動評価)の精度を向上させることを目的としています.さらに詳しい内容は,10月下旬に開かれる全体のキックオフミーティングにてお知らせするとともに,議論を行う予定です.