図3.11.2 図3.11.2 (左):マッチドフィルター法によって検出された北海道・東北地方太平洋沖の超低周波地震個数分布.(右): 2003年以降に検出された岩手県沖(左図の黄色枠)における超低周波地震の積算個数変化.2011年3月11日東北地方太平洋沖地震の直後から急増した後徐々に鈍化傾向にあるが,付近に発生したM6クラスの余震によって増加する傾向が見られる.
図3.11.1 図3.11.1.1997年7月11日から2018年12月31日までの鋸山観測所における歪, 傾斜, 気圧, 雨量のデータ.2011年の東北地方太平洋沖地震の影響によるデータ欠測期間を破線で示した.上段:歪三成分 (NS, EW, NE,いずれも伸びが正)と大気圧.中段:傾斜二成分 (NS:N-down正,EW:E-down正).下段:24時間降水量.
図3.11.2 四国西部における深部超低周波地震累積個数の経年変化.G1は豊後水道域,G2は愛媛県西部,G3は愛媛県中部に対応する.黒い矢印は豊後水道の長期的SSEの発生時期を表し,赤い直線は2004年4月–2009年12月および2014年7月–2017年3月の回帰直線を示す.回帰直線の傾きを比較すると,G1とG2で2014年後半以降超低周波地震の活動が静穏化していることがわかる(Baba et al. 2018).
図3.11.1 1997年7月11日から2017年12月31日までの鋸山観測所における歪, 傾斜, 気圧, 雨量のデータ.2011年の東北地方太平洋沖地震の影響によるデータ欠測期間を破線で示した. 上段:歪三成分 (NS, EW, NE,いずれも伸びが正)と大気圧. 中段:傾斜二成分 (NS:N-down正,EW:E-down正). 下段:24時間降水量.