4.1 広報アウトリーチ

室員 古村孝志(室長)、石山達也、加藤尚之、前野 深、中川茂樹、篠原雅尚、ウィジエラジ・マッデゲデラ・ラリス
特任専門職員 福井 萌
技術補佐員 相田美香

 大学の附置研究所であり,防災・減災に関連する研究が目的のひとつとなっている地震研究所にとって,研究成果の社会への還元は重要な使命の一つである.地震研究所では,従来から,広報誌の発行,公開講義・一般公開などの広報活動を行ってきたが,1999年の外部評価を受け2003年に所外の関係機関から招聘した助教授および教授会メンバー数名からなる「アウトリーチ推進室」を設置し,組織的にアウトリーチ活動に取り組む体制を整えた.2008年度からは、広報とアウトリーチの双方に関わる問題に活動範囲を広げ,2010年度の改組に伴い「広報アウトリーチ室」と改名した.その後,2012年度から2013年度始めにかけて,緊急時において組織として責任ある情報発信を行うために,広報アウトリーチ室のあり方を再検討し,2013年度以降,緊急時における情報発信の責任体制・指揮系統を明確にした広報体制を確立している.