製作例


■過電流表示つきバイポーラ直流電源

+−15V出力直流電源、出力電流各0.8A、過電流表示灯付き、出力ポート4口


■回路基板製作

両面基板、依頼者提供の設計データ(Eagle)およびGerberデータより基板製作、素子実装

■コネクタ各種組立

両面基板、個数多い場合等、ご相談ください



■ロードセル用プリアンプ

3つのロードセルからの入力(Dサブ15ピンコネクタ)を1200倍してBNCより出力


オペアンプでフィルタを製作しやすいようにプリントされている基板を使用
この基板は提供部品ですので、使用したい方は回路室担当までご連絡ください


惑星探査地震計の風除け(疑似火星環境)の実験に使用
中央の覆い(銀色円筒状)に左奥から風を当て、覆いの下部に取り付けた3ヶ所のロードセルで浮力などを測定
(宇宙科学研究所、惑星環境風洞を使用)

■差動アンプ

素子評価のための試作基板

3回路分を電源部とともにひとつのケースに収めた装置


■既存の装置の修理・改良

市販のプロトン磁力計の故障素子の交換、チューニングレンジ細分化のためのフィルタ増設


■重力偏差計姿勢モニター

両面基板、依頼者提供の回路図より基板設計製作、素子実装、組立。海中探査で使用される重力偏差計の姿勢をMEMS加速度計とシリコンジャイロで検知するための小型ユニット。


■重力偏差計周辺基板の検査・組立・配線

外注基板の検査および問題点の修正後、固定枠に取り付けて配線し、チタン製耐圧容器内に収納。研究船に乗船し、観測航海中の回路修正やオペレーション等の支援を行った(配線の詳細)。


■モーター制御駆動装置

24V電源で動作するステッピングモーターを省電力マイコンで間欠制御。
ミューオンラジオグラフィーの長期観測において時間情報を記録するために使用する。


 

■イベント用手作り地震計の考案

日本地震学会主催のイベント「親と子の防災教室」(2014年11月)で、参加者が製作する簡単な地震計を考案。


手作り地震計(左)と製作風景(右)
透明パイプにエナメル線を巻いて、その中の磁石を揺らせるとLEDが光るもので、地震計の基本原理を学ぶことができます。

PCにつなげて波形も見られるようにしました。

■Arduino互換機を使用した赤外線リモコン

真空容器内の装置(重力計)のリレーを外部から非接触にON/OFFするために使用



受信機は真空容器内(ポリカーボネート製、左写真)の重力計(黒いスポンジで包まれた部分)に組み込み、送信機は真空容器の外側の上部のキャップ内に設置
 
空気抵抗を避けて無重力に近い状態で重力計をテストするために、重力計を入れた真空容器ごと約50mの高さから落下させます。落下が始まった直後に容器の外から非接触に重力計の制御リレーを起動させるために上記の赤外線リモコンを使用しました。また、実験の際には装置の組み立て等の支援も行いました。
落下実験の様子は、国立天文台RISE月惑星探査プロジェクトのWebサイトで紹介されています(リンク)。

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