火山センター保有の地震計たち

注) 説明文中の*が付いているモデルは保有していません.
写真(クリックして!)固有周期製造元(国)説明
120sG. Streckeisen AG (Switzerland)

STS-2

世界中で広く使われている広帯域地震計(その1).
筐体内部振り子(ひっくり返しています)
100sGüralp Systems Ltd. (UK)

CMG-3T

世界中で広く使われている広帯域地震計(その2).
写真は100秒計だが,120秒計,360秒計などもある.筐体は共通.
筐体内部振り子
40sNanometrics Seismological Inc. (Canada)

Trillium 40

比較的新しい広帯域地震計.
輸送時のクランプ(振り子が動かないように固定)が不要.
120秒計(Trillium 120PA)や240秒計(Trillium 240)*もある.
筐体内部
1sSercel Inc. (USA)
(旧 Markproducts Inc.)

L-4C

1秒計の定番.
上下動/水平動の1成分型もあり.
0.5秒計(L-4A)*もある.
1sLennartz electronic Ltd. (Germany)

LE-3Dlite

小型の1秒計.
短周期の換振器と負帰還回路を組み合わせて小型化.
LE-3Dシリーズには5秒計(LE-3D/5s),20秒計(LE-3D/20s)*もある.
筐体内部
1s振動技研(株) (日本)
(旧 保坂振動計器製作所)

MTDV-1C-W

かつて国内で広く使われた上下動1秒計(1成分).
現在も多くの観測点で使用されている.
3成分観測をするにはMTDH-1C-Wを2台組み合わせて使用する.
1s振動技研(株) (日本)
(旧 保坂振動計器製作所)

MTDH-1C-W

上の1秒計の水平動型(1成分).
0.5sSercel Inc. (USA)
(旧 Markproducts Inc.)

L-22D

屈折法構造探査等で多用される上下動0.5秒計(1成分).
水平動型*や3成分一体型*もある.


大きさの比較

広帯域地震計(5秒計も一緒)短周期地震計

左から STS-2, CMG-3T, Trillium 40, LE-3D/5s.

後列左から L-4C 3D, L-4C V, L-4C H, MTDV-1C-W, MTDH-1C-W.
前列左から LE-3Dlite, L-22D.