(下図をクリックすると拡大された図面が表示されます。)
北海道立地質研究所は、有珠山周辺における火山性地震の増加に対応し急遽3/28に研究員を現地に派遣、GPS観測機器を左図の観測地点に設置し、北海道大学と共同で観測を開始しました。
@図は、基準点(KMK)に対して観測点(HKG)が、3/30/17:00〜4/1/14:00までの間に、相対的に北へ約45cm、東へ約34cm、上へ約6cm動いたことを示しています。
その後は、大きくは動いていないようです。
A図は、基準点(KMK)に対して観測点(AKT)が、3/30/17:00〜4/6 11:00までの間に、相対的に南へ約112cm、西へ約139cm、上へ約63cm動いたことを示しています。
B図は、基準点(IZM)に対して観測点(KNP)が、3/29/18:00〜3/30/15:00までの間に、相対的に北へ約89cm、東へ約25cm、上へ約50cm動いたことを示しています。
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