伊東で何が起きているか(火山性地震活動の例として):

伊豆半島伊東沖では,毎年のように群発の地震活動が起こっている.これは地下のマグマの活動に関係していると思われているが,震源を詳細に決めてみると,毎回の地震活動の起きる場所が重ならないのがわかる.さらに個々の活動が起きている範囲は,薄い面上になっており,亀裂を作りながらマグマ(?)が上がってきているのが見て取れる.

が,始まる場所はいつも同じ

個々のの活動の始まりの部分だけを見てみると,地震の起きている場所はほぼ一定である.

このことは,「マグマ溜り」がこの辺に存在し,そこから活動がいつも始まることを示唆するように見える.

(火山の下にマグマ溜りが本当にあるのか,本当のところはわかっていない)