沈み込み帯G関連掘削プロジェクト
l 中米海溝
Ø 浸食型プレート沈み込み境界における巨大地震発生機構解明に向けて、浅部掘削が終了し、今後ライザー掘削実現のための準備が進行中です。
l スマトラ海溝
Ø 2004年スマトラ地震(M9)では、3.11東北地震のように海溝軸まで大きく滑りが生じたと考える研究者がいます。2016年に米国の掘削船JOIDES Resolution号で沈み込む前の堆積物採取が予定されています。
l 相模トラフ〜房総沖 (関東アスペリティ)
Ø 首都東京のおひざ元での発生が懸念される関東地震。その震源に迫るライザー掘削実現に向けて、事前調査が進行中です。
l ニュージーランド(ヒクランギ)
Ø 最近注目を浴びているスロー地震が規則的に発生しているヒクランギへの、ライザー掘削実現に向けた事前調査が進行中です。
l 陸域アナログ
Ø 現在の地震発生帯を解き明かす鍵の一つが、陸上に露出した過去の地震断層です。房総・四国・延岡・沖縄など、日本全国に散在する過去の地震断層から何が言えるのか、鋭意調査中です。
(ここに世界地図・日本付近地図をのせ、上記のポイントを星印で示す)