5月7日(月)の三宅島の様子

観測ヘリコプター:警視庁おおとり8号

観測者:大野,伊藤(産総研)

観測時間:10時5分-10時34分まで

撮影: 大野


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(写真説明)

1:南から見た三宅島.カルデラの中から白い噴煙が突き出し,すぐに雲の中に隠れてしまっている.噴煙の到達高度は不明.茶褐色に染まる山腹とは対照的に,山麓域では新緑の緑が芽生えだしている.

2:北北西から見た三宅島.カルデラの縁からあふれ出た青い硫酸ミストが顕著.ドアをオープンしたまま近づいたが,臭気は感じなかった.

3:カルデラ南南西側のリムに認められる亀裂.この付近の状況は津久井さんが4/23に観察したときとほとんど変化なし.

4:赤場暁.泥流のなかにちらほらと緑色の植生が見え隠れする.雨が降ったにもかかわらず,新しい泥流堆積物はない.

5:坪田北,NTT付近の環状林道の様子.林道が大きなガリーによって寸断されている様子がよく分かる.ガリーの中には倒木が倒れ込む.写真の左端に認められるガリーも林道を断ち切る.

6:レストハウスに向かう登山道沿の状況.登山道(写真の中央やや左より)は大きくえぐられ,ズタズタになっている.またこの登山道の東側(写真の右)にもたくさんのガリーが認められる.


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