2001年12月26日(水)の三宅島の様子


観測ヘリ:警視庁おおとり4号.

観測者:大野,中野(産総研地質調査所)

観測時間:10時12分〜13時33分(火口観測は正味32分間観測)

撮影者:大野希一   写真転用の際は連絡のこと


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1.jpg 北から遠望した三宅島.噴煙がほぼ真上に上昇した後,東に流れていく(9時55分頃).このときの噴煙の上昇高度は約1000m.

2.jpg 北東から見た三宅島.噴煙の主要部分は東へ.写真中央は三七山(10時50分頃)

3.jpg 北北東からみたカルデラ.斜面は,度重なる崩落によって,かなり傾斜が緩やかに.右端には最近形成された崩壊地形.

4.jpg 白い噴煙を上げるカルデラ南端のコーンと噴気列.北西側から撮影.噴気の中には青みがかった硫酸ミストがまとわりつく.

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5.jpg コーンと噴気列の拡大写真.青みがかった硫酸ミストはメインのコーンの奥側の火口から噴出しているよう.

6.jpg 南南西から見たカルデラの北側.中央「マウンド」が目立たなくなった.また,北側にあった大きな水たまりは完全に埋没.

7.jpg 南南西から見たカルデラの北東斜面.写真の左よりにあるスオウ穴西側の新鮮な崩壊地形が目立つ.北東斜面の下半分は,崖錐によって埋め立てられている.

8.jpg カルデラ壁からあふれ出るように東に流れる噴煙と硫酸ミスト.噴煙にまとわりつくように,青みがかった硫酸ミストが山体斜面を流下する.


(※設定ミスにより,撮影日時が大幅に狂っています.写真3以降は時刻表記は合っていますが,AMとPMが逆になっていますのでご注意下さい.)
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