平成14年5月30日の三宅島の様子

観測ヘリ:陸上自衛隊立川飛行隊

観測者:大島,川辺(産総研)

観測時間:10時23分 〜 10時39分


撮影者:大島 治       写真の二次流用については必ず問い合わせ下さい

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写真1。北北西から見るカルデラ。北縁が随分なだらかになった。北東にたなびく 白煙は量少なく排出力も乏しい。白煙は島内で消散、上限1100m程度。青白ガスは北 東縁を越え斜面を下る。

写真2。南から見るカルデラ南縁と白色噴煙。噴煙は細く、排出力を欠き、風まか せに北東に流されている。

写真3。北から見る火口と南西壁。噴煙を上げるのは南東奥の「南主火口」(<= 南東火口)、旧主火口(手前の北側火口列)は不活発、噴気がくすぶっている。その 右の「北西噴気帯」も不活発、南壁の崩落により埋められている模様。南西壁に較べ て南壁はより後退している。

写真4。西側から見る火口とカルデラ南西〜南縁。旧主火口(左の北側火口列)は 沈黙、南主火口から白煙が上がる。南主火口はカルデラ南縁下に食い込んで見える。 画面右手前は旧雄山林道。

写真5。南南西カルデラ縁上空から見る火口。旧主火口(左)は沈黙、底に硫黄の 付着と弱い噴気を見せる。白煙を上げるのは主に南主火口(右)。

写真6。南カルデラ縁上から見降ろす南主火口。カルデラ壁は、西寄りは中段が突 き出しているが、南側は切立ち、真下に食い込むかたちで火口がある。崩落による火 口閉塞効果は大きい。

写真7。南縁から見るカルデラ底西半分。左下に大きく復活した黒池。右上に茶色 い北東池。その左に北壁崩壊による新たな崖錐。

写真8。西から見るカルデラ北縁と北底。北壁上部が大きく後退、下方では崖錐の 張り出しが著しい。

写真9。南から見るスオウ穴と西隣の北壁。上半分に崩落浸食による溝、下半分に 崖錐、左下に茶色い北東池。スオウ穴の水の色はこのところ青緑。

写真10。西側から見るカルデラ縁〜北斜面上部。縁内側に(崩れ残りの)突出岩 体。

写真11。北斜面上部。沢沿いに小規模な泥流が発生している。これほど上部での 発生は初めてではないか。

写真12。カルデラ南西縁の地割れ、目立った変化なし。旧主火口(N1火口)から も白煙。(11:32)

写真13。南南西斜面上部。カルデラ縁沿いの地割れに目立った変化なし。左端は 旧雄山林道。北壁東側のなだらかになった稜線に注意。

写真14。北東にたなびく噴煙。

写真15。北東海上から見る噴煙・ガスの流れ。量少なく山頂が透けて見える。背 後の多くは白雲。

写真16。機上でCOSPEC測定中の飯野さん。レコーダー2台が並ぶ。後方は開け放 たれた右窓、ブルーの測定機本体は先端が機外に突き出している。

写真17。茶色の中に緑もまばらな三池浜の集落(三池火口内)。

写真18。東麓サタドー入口前の泥流対策(砂防堰堤)。

写真19。三七沢の泥流対策(砂防堰堤)。

写真20。赤場暁をおおった以前の泥流と地獄谷出口の泥流対策(砂防堰堤)。

写真21。北側神着(土佐〜美茂井)地区、緑はかなり回復した。

写真22。神着川田沢の砂防施設。

写真23。緑の濃い北〜北西斜面、支庁付近と上手の砂防堰堤。

写真24。お世話になった陸自ヘリ UH-60JA(43108号機)。ドアを開けた状態。 観察/観測は車輪左上の窓を開けて行なわれた。


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