観測ヘリ:陸上陸上自衛隊(木更津)CH47
観察時間:11時21分−12時53分
観測者:津久井
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写真
1.北方海上から三宅島をみる.白色噴煙と雲の識別は困難.SO2ガスは地形に沿って東へ流れる.
2.北東(ひょうたん山)沖からみた火山ガスを見る.ひょうたん山あたりがガスのの北限にみえる.山頂方向は雲がかかる.
3.サタドー岬灯台沖から山腹をみる.この方向が最もガスが濃い.
4.三池港沖から山腹を見る.本日は三池港にはガスがかかっていないが,卓越する西風の風下にあり,しかも地形的に低い金曽の下流にあたるため植生が著しく変色,枯死している.左端,雲の下の白い建造物は坪田無線中継基地(ハチマキ林道沿い標高364m).
5.神着から山頂方向をみる.標高350〜400m以上は雲の中.集落付近の緑は濃い.
6.釜の尻上空から神着をみる.
7.地獄谷谷頭は卓越風の風下にもあたり,また現在カルデラ縁のうち(スオウ穴とならんで)最も低いため,火山ガスの通り道となり,地獄谷沿いの植生のダメージは大きい.右下,下馬野尾の植生はかなり回復した.
8.阿古南方若宮神社のあるスコリア丘は北東風の風下にあり,また釜根マールの低所に沿って流れ下ったガスが突き当たるため植生のダメージが大きい.それに対し阿古の集落の緑はずっと多い.
9.三池浜奥の泥流対策の工事.植生の損傷が最も著しいところ.
10.村役場の背後の砂防工事.
11.空港ターミナルビルの工事.その山側の砂防工事も始まった.この付近は植生の変色,枯死の多い北(右上)とそれほどでもない南(左)の境界になっている.
以下おまけ.各島にかかる雲
12.大島にかかる雲.
13.利島にかかる雲.
14.新島(右〜中央),神津島(左奥)にかかる雲.