2004年2月24日(火)の三宅島の様子

観測ヘリ:海上保安庁の「わかわし」
観測者:大野,宮下・近澤・鳩岡(気象庁)
観測時間:11時5分〜11時15分


写真撮影   大野希一    2次使用に関しては連絡下さい.


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写真1 南東から遠望した三宅島.風が弱いため,噴煙は垂直にゆっくり上昇した後,上空の西風にのってゆっくり東〜北東にながされていく.山頂付近には,紫がかった硫酸ミストの滞留層が認められる.11時21分46秒撮影.

写真2 北西から見た三宅島.写真の奥側(北東側)に向かって流れる白色の噴煙とは別に,青みがかった硫酸ミストが北側(写真の左〜左上)に拡散している.11時33分45秒撮影.

写真3 北東から見た三宅島.白色の噴煙(写真左側)は北東方向に流れるが,硫酸ミスト(写真右側)は山頂付近に滞留し,特徴的に紫がかった滞留層を形成する.11時06分14秒撮影.
   
写真4 南南西からみたカルデラ底のほぼ全景.11時08分38秒撮影.

写真5 北西から見た主火口周辺.噴気を供給する火口付近からは,白色の噴煙が定常的に放出されている.先日の降雨のせいか,噴気量はやや多め.青みがかった硫酸ミストは,途中で白色噴煙から離脱し(写真左側の”もや”),山頂付近に滞留する.11時13分58秒撮影.

写真6 ほぼ真南から見たカルデラの北西壁.北側斜面には,比較的標高の高いところまで黄褐色を呈する変質帯が認められるが,それ以外の方向にはこのような変質帯はない.11時12分57秒撮影.

写真7 スオウ穴.湖水は緑乳色を呈し,その色調や水位に目立った変化はない.写真左側の”もや”は硫酸ミストによるもの.10時14分26秒撮影.

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