7月14日夕方の山頂陥没口と水蒸気爆発火口(爆発孔)

報道機関の画像(下)から読み取った陥没口と火砕丘を伴う水蒸気爆発火口(爆発孔)。南東側の陥没口斜面途中に火砕丘ができている。7月14から15日の水蒸気爆発は陥没口の底で起きていないことは、陥没口底が噴火に関係なく自発的に落っこちていったことを示している。

 

7月14日夕方撮影のビデオの画像(テレビ朝日)。撮影の後半にはコックステールジェットを伴う水蒸気噴煙が左奥の火砕丘を伴う爆発孔から観察され始めた。爆発孔は跡は20日の写真(下)でも明瞭に確認できる。

 

7月20日の陥没口(中田撮影)。白線の右側が残っている爆発孔の壁の跡。陥没口は14日からあまり深くなっていないのが分かる。火口の左下に広がる黒色の堆積物は火砕丘の一部か、新たにできた火口壁の途中から崩落した古いスコリア堆積物かもしれない。


謝辞:テレビ朝日の協力によります。


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