9月9日噴火活動(午前9時から9時半)


 火山灰を含んだ褐色噴煙が活発にカルデラ内南側にある火口から連続的に噴き上がっている。噴煙量が多くカルデラ内に充満しているため、内部は目視できない。噴煙高度はカルデラ縁から約1km、南南東の風に流され大久保浜から伊豆方面の陸上と海上に降灰。火山灰を含むカリフラワー型の噴煙は9月3日から目撃され始め、より活発になった。8月29日の噴火以降、比較的乾いた噴火に変化してきていると考えられる。

 カルデラの輪郭が確認できる南東側では9月3日と同じである。少なくともこの部分では8月25日頃から崩落が進んでいない。カルデラ壁の崩落は8月29日の噴火以降ほとんど進行していないようである。

東側から

 

南南東側から

 

南東側から

 

西側から

 

(東京新聞社の協力による)


泥流の発生状況

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