7月8日に起こった雄山の陥没口は7月28日時点で以下のようになっていると考えられる。
このデータのもとになった写真は下の2枚です。(東京新聞社提供)
八丁平カルデラの北東側にある爆裂火口の中にまで陥没口の縁が進入してきた。爆裂火口(水が溜まっている手前の火口)の右、北斜面には、今回の泥流の発生源が見える。
八丁平カルデラに堆積している噴出物は1〜2mと比較的薄いようにみえる。葉が残っている立ち木の部分は50cm以下程度の厚さと考えられる。白く光っているのは14〜15日の水蒸気爆発で吹き飛んできた噴石。
(分析・文責 中田節也)