2001年11月21日(木) 観測ヘリコプター:海上保安庁やましな搭載機MH684 観測者:吉本,宮城(産総研)飯野(気象庁,COSPEC) 観測時間:11時21分 〜 12時30分 搭乗時間:09時40分 〜 14時43分 天候:晴れ 9:00 集合 9:40 羽田航空基地離陸.宮城氏(産総研),飯野氏(気象庁),古屋氏(地震研,重力班)ク ルー4名. 10:28 新島着陸,給油580L 11:07 新島離陸 11:21 三宅中学着陸,古屋氏降機,すぐに離陸,火口観測開始 噴煙が停滞していたためカルデラ内部および周辺部はほとんど観察できなかった. 噴煙の様子:噴煙は真白で真上に上昇している(写真1).噴煙の高度は海抜1700m程度.噴煙 は東方向にたなびいていた. 火口の様子:主火口からは比較的勢いよく,真白であった(写真2).気象庁飯野さんの赤外カ メラでは火口の温度が156.8℃であった. 11:57 観測終了. 12:06 COSPEC観測開始. 高度300フィートで5マイル2回測定(写真3,4) 12:55 新島着陸.給油,昼食 13:48 新島離陸. 14:43 羽田航空基地着陸. (吉本充宏) (写真) 1.噴煙は白色で真上に上昇,噴煙の高度は海抜1700m程度 2.主火口の様子 3.火口の東方5マイルから見た三宅島. 4.火口の西方7マイルから見た噴煙とガス.