5月15日(水)FLY-45 ヘリコプター:消防庁立川基地* 搭乗者:金子,川辺(産総研)     尾台,飯野(気象庁) *立川駅より徒歩約30分.防災道路に面する(滑走路のかなり北側).近くにコン ビニなし! 8時30分 消防庁立川基地集合. 9時39分 離陸. 10時28分 三宅s島上空到着,火口観測開始. 10時41分 火口観測終了.神津へ向かう. 10時51分 神津着.給油と昼食. 12時19分 神津離陸.再び三宅へ向かう. 12時29分 三宅島上空着.COSPEC観測開始. 13時18分 COSPEC観測終了.帰路に着く. 14時13分 立川基地到着. 雲が多く,高度もとれなかったため,火口内を十分に観測することはできなかた. (噴煙) 噴煙は,高度 1300m以上で,東方向に流されている.風が弱いためか,1000mを越え た付近からロウト上にふくれている(写真1).ガスの状況については,雲等の影響 で確認できなかった. (カルデラ内部) ほとんど変化はない模様.雨のためか,北側の水溜りが大きくなっている(写真 2).また,南側の黒池がカルデラ底中央部付近まで拡大しているように見える(写 真3). (主火口) カルデラ内の噴煙の出口,状況等に大きな変化はないが,全体に水蒸気の放出量が多 い.主火口内手前(北)側に,水もしくは泥が溜まっているように見える(写真 5).その周囲から羽毛上に噴気が立ち上っている.これより奥から青白いガスが出 ている. (カルデラ璧) 大きな変化はないが,雲のため詳細な確認はできず.南側雄山林道上の亀裂はほとん どそのまま残っている(写真5). 写真 1 噴煙は,高度 1400m以上で,東方向に流されている.風が弱いためか,1000mを 越えた付近からロウト上にふくれている.(北西より) 2 北側の池.雨のためやや拡大した.(西より) 3 中央部付近まで拡大した南側の池(黒池).(西より) 4 主火口.火口内手前(北)側に,水もしくは泥が溜まっているように見え,その 周囲から噴気が羽毛上に立ち上っている.これより奥から,青白いガスが出ている. 5 南側雄山林道上の亀裂.変化なし.(西より)