11月13日(水) ヘリコプター:警視庁 (東京ヘリポート) 搭乗者:金子,宮城(産総研),古屋(重力測定)      中堀・他(気象庁) 強風のため火口観測は遠望のみ. 8時30分 東京へリポート集合. 9時10分 離陸. 10時20分 三宅空港着陸(三宅中学わきにクリーンハウス建設のため).        古屋さん降機.重力測定へ.        COSPECセットアップ. 10時30分 離陸,COSPEC観測へ. 10時51分 COSPEC観測終了.新島へ. 11時12分 新島到着.昼食. 12時27分 新島離陸.三宅島へ. 12時38分 三宅島到着.火口観測開始. 12時55分 火口観測終了. 13時01分 三宅空港着陸.古屋さん搭乗. 13時03分 離陸.帰路へ. 14時08分 東京へリポート到着. (噴煙) 噴煙は高度800−900m程度で,東に流されている(写真1).量が少なく勢いがな い.発生は数分間隔で,立ち昇ってすぐに見えなくなる.強風のため,大部分が火口 内に滞留している(写真2).ガスはカルデラの東側から流出している(量は少な い).噴煙は,島内からほとんど噴煙は見えないらしい(古屋さん). (カルデラ内部) 遠望観測のため内部の詳しい状況は判らないが,大きな変化はないように見える.3 つの水溜りが確認できる(写真3). (主火口) 遠望観測のため詳しい状況は不明.大きな変化はないように見える(写真4).主火 口以外からの噴気の発生は著しく低下している. (カルデラ璧) 遠望観測のため詳しい状況は不明.大きな変化はないように見える. 写真 1.噴煙はせいぜい高度800−900m程度で,東に流されている(南より). 2.強風のため,噴煙の大部分が火口内に滞留している.ガスはカルデラの東側から あふれるように流出している(北より). 3.カルデラ内部.3つの水溜りが確認できる(北より). 4.火口付近.詳しい状況は判らないが,噴煙の量は少ない. (金子隆之)