はじめに

第3回「測地サマースクール」(日本測地学会主催)を開催いたします。

対象:
学部学生(大学1年から4年まで)および大学院生
ねらい:
「地球や惑星の幾何学と力学」への興味と関心を深めてもらう


今年のテーマは2部構成になっています.
第1部 地球計測技術:目と手足で体得する地球の幾何学と力学(測量実習つき)

測地学の古典的な(しかし基本的に重要な)概念を 水準測量,重力,GPS測量を通じて 目と手足で体得します。

実習指導員は日本測地学会の若手研究者5ないし6名が担当します。 指導員一人当たりが受け持つ受講者3名程度なので,マンツーマン感覚の指導ができます。トコトン納得の行くまでつき合います。
実習後、地球や惑星の形状に関するコンセプトを、天下りではなく討論により、 発見的に理解します.
第2部  最新宇宙技術による地球観測

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、地球をはなれてはじめて、実感できることが確かに地球科学には存在します。


第2部では、 人工衛星合成開口レーダーや衛星海面高度計などの最新宇宙技術について 原理と地球科学的な応用について解説いたします。 講演者はこの分野の第一人者を予定しています。


古典とモダンの絶妙のコンビネーションと自負しています。 どうか奮って ご参加ください。学部生の方、歓迎ですよ。

なお、今年のサマースクールは運営に関する諸経費を日本測地学会から援助していただいております。 記して感謝いたします。

1996年「測地サマースクール」世話人

東京大学地震研究所 大久保 修平


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