T. Koyaguchi (1994) Grain-size variation of the tephra derived from umbrella clouds. Bull. Volcanol., 56: 1-9.

プリニー式噴火の火山噴煙によって軽石,火山灰が拡散,堆積する過程についてモデル化し,堆積物中の軽石や火山灰の粒径分布から噴火の強度を推定する手法を考案した.この方法を用いることによって過去の噴火に対しても噴火強度の変動を推定することが可能となった.一回の噴火におけるマグマ上昇現象の変動という複雑な現象に対しての観測事実からの制約条件を過去の噴火から得る手掛かりを与えた.

  • 小屋口剛博のhome pageへもどる