T.Koyaguchi, A.W. Woods, (1996) On the
formation of eruption columns following explosive mixing of magma and
surface-water, Jour. Geophys. Res., 101, 5561-5574.
マグマと地表付近の水が熱的に相互作用をした際に生ずる火山噴煙のダイナミックスを数値計算によって求めた．その結果，複雑な爆発的噴火現象のパターン変化とマグマと地表水の混合比の関係を明らかにした．つまり，マグマの地表水に対する混合比が大きい時には，水蒸気の膨張によって激しい爆発が引き起こされ，そのときの噴煙は大気に対して大きな浮力を持つが，混合比が小さくなると水蒸気を凝結し噴煙は浮力を失い低温火砕流となる．
小屋口剛博のhome pageへもどる