T. Koyaguchi (1986) Life-time of a stratifed
magma chamber recorded in ultramafic xenoliths from Ichinomegata
volcano, northeastern Japan. Bull. Volcanol., 48:
313-323.
マグマ供給ー噴出複雑系においてマントルから供給されたマグマがどの程度の時間スケールマグマ溜りに滞在したあと地表に噴出するのかについては,一の目潟火山のマントル捕獲岩中のオリビンとパイロキシンの累帯構造とそれを捕獲しているマグマの組成の対応関係から,マントル捕獲岩の一部が摂氏1000度程度に熱せられている数千年の間に下部地殻で化学組成が不均質なマグマ溜りが形成された可能性があることを示した.
小屋口剛博のhome pageへもどる