日記史料有感地震データベース

収録した日記史料について(解題)

『宗尹日記』

解題 既刊史料集未採録史料。 羽州村山郡尾花沢村の豪農(名主を務める)鈴木宗尹による、弘化3年(1846)から明治15年(1882)までの日記。1番から26番までほぼ一年毎に綴じられ(9・11・15番は欠本)、日々の天候や家事・宿場のできごとなど多様な内容が記されている。全23冊(30冊?川村論文には併記されている)。尾花沢村は羽州街道の宿場であり、幕府代官所が置かれる陣屋町であった。日記の欠落期間については、記した以外にも、一ヶ月の内に数日分書かれないことが多々あり。
【参考文献】横山昭男「「宗尹日記」解題」(鈴木宗世編纂『宗尹日記 上巻』1995年) 、川村奎子「幕末・明治初期の豪農の食生活記録―鈴木宗尹(羽州村山尾花沢村)の日記より―」(『日本食生活学会誌』 15(2)、2004年)
所蔵 個人蔵
刊本 鈴木宗世編『宗尹日記 上巻』鈴木宗世、1995年
現存年代 弘化3~明治15 (1846~1882)
採録期間 嘉永6~安政4
記録日数 嘉永6年:252日/355日、安政1年:292日/384日、安政2年:310日/354日、安政3年:124日/355日、安政4年:297日/384日
主滞在地 山形県尾花沢市

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