日記史料有感地震データベース

収録した日記史料について(解題)

『三峯神社日鑑』

解題 三峯神社に伝存する日鑑は1年1冊にまとめられた編年体の日誌で、安永8年(1779)以来のものである。表紙には年号と書名として「日鑑」「日記」「日誌簿」などが、裏表紙には札場、役寮、役所、社務所等の記録者の場所が記されているが、時代によって名称が異なる。内容は、昔からの年中行事や大宮郷、江戸との交渉の模様、文人・墨客をはじめ、多くの名士の登拝や神社を通じての世相の変流などを記した独特の資料で、極めて貴重な記録である。
【参考文献】秩父市ホームページ・「秩父市の文化財」「三峯神社日鑑」(http://www.city.chichibu.lg.jp/4217.html)
所蔵 三峯神社
刊本 横山晴夫校訂『三峯神社日鑑』三峯神社社務所、2005年
現存年代 安永8~明治 (1779~)
採録期間 嘉永6~安政4
記録日数 嘉永6年:355日/355日、嘉永7年:384日/384日、安政2年:354日/354日、安政3年:308日/355日、安政4年:384日/384日
主滞在地 埼玉県秩父郡大滝村

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