ACTWIN_ABSENT.SH

Section: User Commands (1)
Updated: 2010-12-20
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名前

actwin_absent.sh - actwrecvの生成した受信記録をスキャンし、 受信状況を表示する  

書式

actwin_absent.sh [options] [yymmdd[HH]]

引き数には、表示させたい受信記録の時刻を、日モードの場合は yymmdd(年月日)の6桁の数値、時間モードの場合は yymmddHH(年月日時)の8桁の数値で指定する。 省略した場合はシステムの現在時刻が使用される (ただし-bオプションが指定されると、 指定時刻よりも前の時刻がスキャンの対象になる)。  

説明

actwrecv(1)の生成した受信記録をスキャンし、受信状況を表示する。 表示結果中の記号、数値の意味は以下のとおりである。
-
欠落ブロック数はゼロ
*
全欠落(対象がspsデータの場合、時間モードなら60個/分、 日モードなら3600個/時間の欠落に相当する。 対象がspmデータの場合、時間モードなら1個/分、 日モードなら60個/時間の欠落に相当する。)
数値
該当時間内の欠落ブロック数(負の数の場合は重複を示す。)

本スクリプトは検査結果の各行の出力にバイナリプログラムactw_absline を利用する。また-Wオプションが指定された場合には内部で actwin_absent_real.shをラップする。本スクリプトの動作には、 この二つのプログラムにパスが通っている必要がある。  

オプション

本スクリプトには特に必須オプションはなく、 オプション(及び引数)がなくても全てデフォルトで動作する。
-[H|D]
-Hでは時間モードとなり、1時間毎のabsentリストを出力する (デフォルト)。 -Dでは日モードとなり、1日毎のabsentリストを出力する。
-C file
観測点/成分情報のテーブルとしてfileを使用する (WINシステムのチャンネルテーブルの使用を想定している。 デフォルトは/act/etc/channels.tbl)。
-d dir
dirをスキャン対象の基準ディレクトリとする。 (通常のデフォルトは/act/recvbmp-Wオプションが指定された場合のデフォルトは /act/dat)。
-b N
引数で指定した時間(日)より N時間(日)前のデータに対してスキャンを行う。
-c [ AAAA | AAAA,BBBB ]
(16進数で)指定された範囲のチャンネルだけを表示する。
-S
ps au で実行中のactwrecv(1)プロセスを検索し、見つかったactwrecv(1) に対してSIGHUPを送信して受信記録を更新させ、 3秒待機した後スキャンを実行する。このオプションはrootか、 actwrecv(1)を実行したユーザしか使用できない。
-W
受信ビットマップ記録ではなく、実データをスキャンする (データが大量の場合には相当の時間を要する。 受信動作中の実行は推奨しない)。 -Wオプションが指定されると-Sオプションの指定は無視される。
 

環境変数

変数 USR_ACTSERV_DIR が設定されていると 「オプション」の項で説明された各デフォルトパスは、その /act の部分が USR_ACTSERV_DIR の内容に置き換えられる。  

関連項目

actwrecv(1)


 

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Time: 07:14:56 GMT, December 21, 2010