Fig.6

外核の化学組成の違いによるニュートリノ振動確率の変化.  40億eVのエネルギーを持ったニュートリノが地球の中心を通過したときのニュートリノ振動をシミュレーションした結果.ニュートリノは地球を通り抜けていく間に,ミュー型(赤)から電子型(緑)へ,またミュー型へと変化していく.実線は外核の組成が鉄(Fe)100%の場合,破線は鉄に2%の水素(H)が混ざった場合で,検出器で捉えられるミュー型と電子型の割合は10%程度変わる.