首都圏地震観測網で観測された2008年岩手・宮城内陸地震の波形

2008年6月14日午前8時43分頃,岩手県南部を震源とするMj7.2の地震が発生しました.下図は,首都圏地震観測網(MeSO-net)で観測した波形(上下動)です.5秒のローパスフィルターをかけてあります.横軸は時間で地震発生から10分間になっています.縦軸は観測点を北東から南西に向けて上から下へ並べています(観測点は地図で緑色で示した点です).
関東平野の堆積層で周期の長い地震波が増幅されている様子がわかります.しかし,北東側の観測点ではあまり増幅されていません.

 

参考


© 2008, 首都直下地震防災・減災特別プロジェクト.