日 時: | 5月28日(月)9:00~12:00 |
場 所: | 建築会館(東京都港区芝5-26-20) |
参 加: | 無料(事前登録の必要はありません) |
主 催: | 首都直下地震による建物応答に関する研究会 |
後 援: | 日本建築学会、日本地震学会 |
プログラム | ||
1 | はじめに | 和田章(東京工業大学名誉教授) |
2 | 想定首都直下地震による地震動 | 酒井慎一(東大地震研) |
3 | 表層地盤近傍における検討用地震動 | 篠崎洋三(大成建設) |
4 | 想定地震動による建築物の挙動-その1 | 五十田博(信州大) |
5 | 想定地震動による建築物の挙動-その2 | 山中昌之(大林組) |
6 | 想定地震動による建築物の挙動-その3 | 小鹿紀英(小堀研) |
7 | 建築物および室内の被害 | 吉澤睦博(防災科研) |
8 | パネルディスカッション「地震学と耐震工学の橋渡し」 |
「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」(文部科学省委託研究、平成19年度~平成23年度)では、東京大学地震研究所が中核研究機関として進めてきたサブプロジェクト①「首都圏でのプレート構造調査、震源断層モデル等の構築等」において、首都圏に設置した稠密地震観測網による調査観測や地下構造モデルの構築により首都圏直下で発生する地震の姿を解明する研究を進めてきた。そして、得られた成果の利用促進を進めるため、南関東で想定される地震の姿(地震の位置・深さ・規模、地震による地表付近の揺れ等の情報)を地震学の視点で取りまとめ、この地震による地震動によって、地盤条件が異なる場所の各種建物がどのような応答を示すか、耐震工学上の基礎的検討を行い、平成24年3月をもってその活動を終了した。この活動は、これまであまり交流のなかった理学系の研究者と工学系の研究者および設計に携わる技術者とが直接交流する橋渡しの機会を作ることとなった。
上記の解析結果は、限られた条件下での基礎的検討ではあったが、今後の防災対策や耐震工学を考える上で有用な資料になり得ると考えられた。そのため、さらなる検討と整理、考察を加えてまとめ、この成果の利用促進を進める第一歩として、本シンポジウムを開催することとなった。
平成24年5月28日
主催 首都直下地震による建物応答に関する研究会
当日の配付資料は、こちら(PDF, 18MB)からダウンロードしてください。なお、この資料は、首都直下地震による建物応答に関する研究会がシンポジウムのために編集したものですので、転載や二次配布はご遠慮ください。また、ご質問等にはお答えできませんので、予めご了承ください。