C. 大会後(2007年11月24日〜27日)
C1: 雲仙火山と平成新山登山 受付終了しました
日程: |
11月24日(土)〜26日(月) (3日間) |
案内者: |
宝田晋治・星住英夫(産業技術総合研究所),中田節也(東京大学),清水 洋・松島 健・長井大輔(九州大学),宮縁育夫(森林総研),吉本充宏(北海道大学),後藤芳彦(室蘭工大),杉本 健(京都大学) |
問合せ: |
宝田晋治 s-takarada@aist.go.jp |
費用: |
31,500円 |
費用の内容: |
雲仙温泉2泊(3食付き),バス移動代,飲み物,保険
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参加人数: |
25名〜60名 |
行程: |
<11月24日>1991-95年雲仙火砕流集合
→ 島原外港フェリーターミナルもしくは島原市役所 午前8時
→ 1993年火砕流堆積物(南千本木) → 1991-93年火砕流・火砕サージ堆積物(垂木台地) → 1991年9月15日火砕サージ(大野木場小学校跡)-土石流堆積物(水無川)-1991-93年火砕流・火砕サージ堆積物(北上木場,水無川,おしが谷周辺)-慰霊碑
<11月25日> 平成新山登山
仁田ロープウェイ駅 → 《ロープウェイ》 → 妙見駅 → 妙見カルデラ-普賢岳山頂(標高1,359m) → 平成新山登山 → 平成新山山頂(標高1,483m) → 第11溶岩(オプション) → 普賢岳山頂 → 仁田ロープウェイ駅 → 雲仙温泉周辺 雲仙お山の情報館
<11月26日> 雲仙火山の形成史
礫石原火砕流堆積物(14,000年前) → 新焼溶岩(1792年) → 六ツ木火砕流堆積物(5000年前) →雲仙掘削サイト跡(USDP1) → 垂木台地岩屑なだれ堆積物(20,000年前) → 眉山崩壊壁(遠望) → 眉山岩屑なだれ堆積物(1792年) → 島原外港解散 * 長崎空港(希望者は空港まで乗車可能)
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内容: |
この巡検では,溶岩ドーム崩壊によって発生した1991-95年火砕流,平成新山,雲仙火山の形成史をテーマにしています.1日目は,火砕流や火砕サージの堆積物,土石流堆積物などを観察します.また,その運搬メカニズムや災害について現地で話しあいます.2日目は,平成新山に登ります.そして,溶岩ドームの形成メカニズムや火山ガスの抜け方などを現地で話しあいます.3日目は,50万年前から始まった雲仙火山の形成史について調べます.1792年に発生した眉山崩壊(津波などにより15,000人の犠牲者を出した日本最大の火山災害)による堆積物も訪れます.
参加者は1日目と3日目は2つのグループに分かれて観察します.2日目の平成新山の登山は3つのグループに分かれて行動します.天候次第では,平成新山登山の日が1日目や3日目に変更になることもあります.この頃の山頂付近の気温は5?15度と寒いので,暖かい服装が必要です.雨具,帽子,丈夫な靴(ハイキングシューズや登山靴など),手袋を必ずお持ちください.
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* C3の阿蘇火山巡検に参加される方は,島原外港より熊本行きのフェリーに乗船できます.(フェリー代および熊本での宿泊費は参加費用に含まれていません)
C2: 桜島および開聞岳火山 受付終了しました
日程: |
11月24日(土)〜26日(月) (3日間) |
案内者: |
小林哲夫(鹿児島大学)、井口正人(京都大学)、川邊禎久(産総研) |
問合せ: |
小林哲夫: koba@scikagoshima-u.ac.jp |
費用: |
53,000円 |
費用の内容: |
3泊の宿泊(朝食3回と月曜日の夕食を含む)、移動交通費、昼食、飲み物、砂蒸し温泉の入浴料
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参加人数: |
15人(最少)〜30人(最大) |
行程: |
<11月24日>
島原 → 上野原縄文の森(姶良カルデラ園) → 桜島国際火山砂防センター → 鹿児島
島原〜鹿児島間は約4時間のバス移動.最初に姶良カルデラ北縁にある上野原縄文の森を訪問.過去13,000年間の桜島火山の噴火史と火山と人間との共存の歴史を見学.姶良カルデラと桜島火山を眺望.その後,姶良カルデラの東側を南下し鹿児島市に向かうが,途中で桜島国際火山砂防センターを訪ねる.
<11月25日> 池田カルデラと開聞岳
鹿児島から南へ約2時間で,池田カルデラに到着.約6500年前に形成され,現在は湖となっている.第二のストップでは開聞岳の歴史時代のテフラを見学.その後,唐仙峡にてソーメン流しの昼食.午後には海岸で池田火砕流堆積物に発達する二次爆発の火道を観察し,付近の海岸にある砂蒸し温泉を体験する.<鹿児島、泊>
<11月26日> 姶良カルデラと桜島火山
最初は京都大学の火山活動研究センターを訪ね,噴火予知のための観測システムを見学.その後の地質見学では,1914年と1946年の噴出物を中心に観察する.夜は鹿児島市内でお別れパーティー.
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注意事項: |
この見学旅行では,南九州の2つの活火山を訪れ,火山噴火と人間生活との共存の歴史を観察する.また地熱エネルギーの有効利用についても体感してもらう.気温は温暖〜やや寒い程度(10 - 20℃).しかし防寒のための服装と巡検用の靴が必要.
三泊(11月24 - 26日) とも鹿児島市内の同じホテルを利用.鹿児島空港まではリムジンで50分(1200円),JR鹿児島中央駅までは市電で15分(160円).
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C3: 阿蘇火山:巨大火砕流噴火と後カルデラ火山活動 受付終了しました
日程: |
11月27日(火)〜28日(水) (2日間) |
案内者: |
宮縁育夫(森林総合研究所), 星住英夫(産業技術総合研究所), 金子克哉・ 鍵山恒臣 (京都大学) |
問合せ: |
宮縁育夫: yasuo@affrc.go.jp |
費用: |
21,500円 |
費用の内容: |
バス代金、食事(昼食2回、朝・夕食一回ずつ)、宿泊費
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参加人数: |
25人(最少)〜35人(最大) |
行程: |
<11月27日> 阿蘇山
<11月28日> カルデラ後中央火口丘の地質的特長
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注意) |
この巡検はC1(雲仙)、C2(桜島)プログラムの参加者のみ、参加できます。C1からの参加者は11月26日の夜に、島原から熊本までフェリーかバスで移動し、熊本市内に宿泊する必要があります。また、C2からの参加者は11月27日の朝に、鹿児島から熊本までJR(新幹線と電車で約80分)で移動する必要があります。
この巡検の費用には、熊本市までの交通費と26日の宿泊費は含まれておりません。26日の為のホテル予約が必要な参加者は、案内者宮縁までお問合せ下さい。
気温は低め(頂上部は3〜10℃)で雨も予想されますので、暖かい服装で雨具もご用意下さい。
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C4: 富士火山およびワークショップ 受付終了しました
日程: |
11月25日(日)〜27日(火) (3日間) |
案内者: |
石井靖雄 (国土交通省富士砂防事務所), 荒牧重雄 (山梨県環境科学研究所), 宮地直道 (日本大学), 小山真人 (静岡大学) |
問合せ: |
荒牧重雄: aramaki.shigeo@fine.ocn.ne.jp |
費用: |
53,000円 |
費用の内容: |
巡検中の交通費、宿泊、食事は含まれますが、11月24日の島原〜羽田(東京)間、11月27日の三島〜東京間の旅費は含まれません。
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参加人数: |
40人(最大) |
行程: |
<11月24日> 羽田空港に午後4時集合
→ 《ワークショップの行われる静岡県富士宮までバス》 <富士宮、泊>
<11月25日> 富士宮市役所にてワークショップ
午前、科学技術ディスカッション
午後、市民、学生、担当者よる発表と実演<富士宮、泊>
<11月26日> 富士山の西麓で。砂防施設訪問 → 青木ヶ原溶岩 <富士宮、泊>
<11月27日> 宝永噴火のテフラ露頭と被災地→ 新幹線の三島駅にて解散。参加者は夜までに東京に戻れます。
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C5: 長崎キリシタン史探訪 受付終了しました
日程: |
11月24日(土) |
案内者: |
Jack Garrott・山崎太郎 (新生の里キりスト教会) |
問合せ: |
J. Garrott: christian@mail.117.cx |
費用: |
8,500円 |
費用の内容: |
バス代、博物館入場料。
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参加人数: |
15人(最少)〜33人(最大) |
行程: |
島原 午前8時30分
→ 原城遺跡 → 雲仙地獄 →(長崎市) 日本二十六聖人記念館 → 大浦教会 (国宝) 山手南地域* → 島原 午後6時30分
*長崎で途中下車し,空港行バスに乗車することができます.
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