9.2.3 京都大学防災研究所との拠点間連携

平成26 年4 月から開始される研究計画は,地震・火山災害の軽減に貢献することを目的として災害科学の一部として研究を推進し,地震学や火山学を中核とし防災に関連する理学,工学,人文・社会科学などの専門知識を結集した総合的かつ学際的な研究計画となっている.このような研究計画を地震・火山科学の共同利用・共同研究拠点である東京大学地震研究所を中心とする研究者コミュニティのみで実施するのは難しいため,自然災害に関する総合防災学の共同利用・共同研究拠点である京都大学防災研究所と連携して研究を行う.地震研究所と防災研究所の共同研究だけでなく,全国の研究者の英知を集めるために,拠点間連携公募研究を行う.拠点間連携研究を推進するために,両研究所の教員,地震・火山噴火予知研究協議会と自然災害科学研究協議会の代表で組織する拠点間連携共同研究委員会を設置し,拠点間連携公募研究の1次審査も行う.