令和6年能登半島地震について

   協議会では、能登半島での継続する地震活動に関する研究の推進に努めてきましたが、未だその詳細解明には至っていません。
   以下では一連の地震活動に対する参加メンバーおよび協議会の活動についてまとめました。
   また今後、研究成果がまとまり次第、成果の公開にもつとめてまいります。


科学研究費助成事業(特別研究促進費)による研究への関係者の参加

「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画(第2次)」の研究課題への追加予算配分

    ・2024/1/19 令和6年能登半島地震に関して以下の6課題への追加予算配分

     ・AORI01  朴 進午 「巨大津波を引き起こす震源断層の実態解明と流体変動モニタリング」
     ・DPRI03  宮澤理稔 「内陸地震の発生機構と発生場の解明とモデル化」
     ・HKD_01 西村裕一 「津波堆積物情報の高度化と実践的活用に関する研究」
     ・TYM_03 井ノ口宗成「地震学・火山学の知見に基づくコンパクトシティをデザインする情報科学からの被災生活シミュレーション」
     ・NGY_03 鈴木康弘 「変動地形学的手法による内陸地震発生モデルと活断層長期評価手法の再検討」
     ・THK_07 岡田知己 「地殻応答による断層への応力載荷過程と断層間相互作用の解明と予測」

    ・2023/6/16 能登半島の地震活動の調査に関して以下の7課題への追加予算配分

     ・ERI_16  三宅弘恵 「堆積平野・堆積盆地における地震災害発生機構の解明」
     ・DPRI03  宮澤理稔 「内陸地震の発生機構と発生場の解明とモデル化」
     ・DPRI10  土井一生 「火山地域を含む地震地すべり発生場の評価と斜面における強震動及び不安定化の事前予測手法の展開」
     ・KYU_01 相澤広記 「地震火山相互作用下の内陸地震空間ポテンシャル評価」
     ・ERI_23  塩原 肇 「海底での地震・地殻変動観測に向けた機動的観測技術の高度化」
     ・DPRI09  岩田知孝 「断層破壊過程と極大地震動生成に関する研究」
     ・THK_07 岡田知己 「地殻応答による断層への応力載荷過程と断層間相互作用の解明と予測」

    ・2022/7/22 能登半島地震の調査に関して以下の4課題への追加予算配分

     ・DPRI03  飯尾能久 「内陸地震の発生機構と発生場の解明とモデル化」
     ・ERI_09  飯高 隆 「内陸地震発生ポテンシャルの予測を目指した島弧の地殻応答と断層における地殻内流体の影響の解明」
     ・KYU_01 相澤広記 「地震火山相互作用下の内陸地震空間ポテンシャル評価」
     ・THK_07 岡田知己 「地殻応答による断層への応力載荷過程と断層間相互作用の解明と予測」