課題番号:6012

平成21年度年次報告

(1)実施機関名

国土地理院

(2)研究課題(または観測項目)名

都市圏活断層図整備

(3)最も関連の深い建議の項目

    • 1.地震・火山現象予測のための観測研究の推進
      • (3)地震・火山現象に関するデータベースの構築
        • イ.地震・火山現象に関する情報の統合化

(4)その他関連する建議の項目

(5)本課題の5か年の到達目標

都市域周辺部の主要な活断層について、位置・地形等のデータベースの充実を図る。

(6)本課題の5か年計画の概要

 平成21年度においては、邑知潟断層帯及び木曽山脈西縁断層帯の2断層帯を、1:25,000都市圏活断層図として整備する。
 平成22~25年度においては、毎年度、2断層帯を調査する予定である。

(7)平成21年度成果の概要

 平成20年度に全国活断層帯情報整備として調査した、石狩低地東縁断層帯(3面)、布引山地東縁断層帯(公表時には伊勢平野の活断層との名称に変更)(4面うち第2版2面を含む)について公表した。平成21年7月より全国の都市圏活断層図の電子国土Webによる公開を開始した。
 また、邑知潟断層帯(2面)及び木曽山脈西縁断層帯(2面)の調査を実施した。

(8)平成21年度の成果に関連の深いもので、平成21年度に公表された主な成果物(論文・報告書等)

  • 都市圏活断層図「岩見沢」「長沼」「千歳」, 石狩低地東縁断層帯とその周辺 解説書
  • 都市圏活断層図「四日市(第2版)」「亀山」「津(第2版)」「松阪」, 伊勢平野の活断層 解説書

(9)平成22年度実施計画の概要

 平成21年度に全国活断層帯情報整備として調査した、邑知潟断層帯(2面)、木曽山脈西縁断層帯(2面)について公表する。
 また、富良野断層帯(2面)及び長井盆地西縁断層帯(3面)の調査を実施する。 

(10)実施機関の参加者氏名または部署等名

地理調査部 防災地理課

他機関との共同研究の有無

(11)問い合わせ先

  • 部署名等
    地理調査部 防災地理課 活断層情報係
  • 電話
    029-864-6268
  • e-mail
    disaster@gsi.go.jp
  • URL


今回の調査で布気断層の位置がわかりました
布気断層は、亀山市辺法寺町付近から亀山市朝明山付近まで、ほぼ北東-南西方向に延びています。北西側上がり、南東側下がりの縦ずれ変位地形が各所に見られます。