課題番号:7014
気象庁
火山活動の総合判断
防災関係機関の防災活動に資するため、引き続き全国の火山活動の状況について総合的な判断を実施する。特に噴火が近づいた火山や噴火中の火山について、最新の研究成果に基づき現在の状態から火山噴火や噴火終息に至るまでの過程についての噴火推移の予測を試みる。
年3回開催予定の火山噴火予知連絡会(定例会)において、全国の火山活動の総合的な評価を実施する。また、火山噴火発生等の異常時に開催する臨時の幹事会や連絡会(定例会、臨時会)において、火山噴火の可能性や火山活動の推移の予測等について評価し、火山噴火予知連絡会統一見解等の判断結果については報道発表や気象庁の火山情報で公表する。
第113回(平成21年6月18日)、第114回(平成21年10月5日)及び第115回(平成22年2月2日)の3回の火山噴火予知連絡会(定例会)を開催し、全国の火山活動の状況についての検討を行った。検討結果は、「全国の火山活動の評価」として取りまとめ、報道発表、気象庁の「火山の状況に関する解説情報」で発表するとともに、気象庁のホームページ等で公表した。
また、平成21年12月の伊豆半島東方沖の地震について、1月28日に伊豆部会を開催し、伊豆東部火山群のマグマ活動の観点からの検討を行い、第115回火山噴火予知連絡会で報告した。
年3回の火山噴火予知連絡会(定例会)を開催し、全国の火山活動の総合的な評価を実施する。また、火山に異常が発生した場合には、必要に応じ臨時の幹事会や連絡会等を開催し、火山噴火の可能性や火山活動の推移の予測等についての総合的な判断を行う。判断の結果は、報道発表や気象庁の火山情報で公表する。
火山噴火予知連絡会事務局(気象庁地震火山部火山課)
有
火山噴火予知連絡会委員、火山噴火予知連絡会委員等所属機関その他火山観測研究機関