課題番号:7018

平成21年度年次報告

(1)実施機関名

気象庁

(2)研究課題(または観測項目)名

活火山データベース整備

(3)最も関連の深い建議の項目

    • 1.地震・火山現象予測のための観測研究の推進
      • (3)地震・火山現象に関するデータベースの構築
        • ア.地震・火山現象の基礎データベース

(4)その他関連する建議の項目

(5)本課題の5か年の到達目標

全国の活火山の過去の活動についての文献・資料等の再調査や、再編成された観測網等を取りまとめ、日本活火山総覧を改訂する。

(6)本課題の5か年計画の概要

平成21~22年度 過去の火山活動の調査に着手する
平成22~23年度 収集したデータを取りまとめて、火山噴火予知連絡会委員等の協力のもと確認・編集作業を実施
平成23~24年度 日本活火山総覧(第4版)を発刊

(7)平成21年度成果の概要

火山噴火予知連絡会火山観測体制等に関する検討会で検討を行い、日本活火山総覧改訂の基礎資料となる「47火山の観測体制に関する検討結果のとりまとめ」をとりまとめた。
また、42火山47カ所で深さ100メートル程度のボーリングコアを採取し、火山噴火予知連絡会コア解析グループにおいてコアの解析を開始した。

(8)平成21年度の成果に関連の深いもので、平成21年度に公表された主な成果物(論文・報告書等)

    (9)平成22年度実施計画の概要

    前記の観測体制に関するとりまとめ資料のほか、活火山の過去の活動履歴、現在の活動状況、社会的状況などをまとめた活火山カルテを作成する(平成22~23年度)。
    活火山カルテは活火山総覧改訂に向けて非常に重要な資料となる。
    また、新たな活火山の認定および現活火山についての再検討もあわせて行う。
    さらに火山噴火予知連絡会コア解析グループにおいて採取したコアの解析を進め、一次記載の結果をとりまとめる。

    (10)実施機関の参加者氏名または部署等名

    気象庁地震火山部火山課

    他機関との共同研究の有無

    火山噴火予知連絡会構成機関

    (11)問い合わせ先