大学院予測地球科学コース「地球内部システム観測論」


    新谷昌人、歌田久司、大久保修平、加藤照之、川勝均、塩原肇、 武尾実、平田直、堀宗朗、森田裕一
      地球システム全体の理解のためには、様々な手法、さまざまな 時間・空間スケールの地球物理学的観測データが必要である。 観測研究の最先端においては、観測とは単なるルーチンではなく 研究者の知的活動としての独創的な行為である。
      本講議の主たる 対象は固体地球(内部)とし、そこで生じている さまざまなスケールの現象とそれらの連鎖・ 相互作用を解明するために 行われている観測と、そこから必要な情報を引き出すためのデータの 解析手法、および特定の目的に応じた観測システムの開発について、 包括的に解説することを目的とする。
    講議予定 火曜日午後13時00分-14時30分 @地震研講義室
    10/12  Introduction (歌田)
    10/19  グローバル地震(川勝)    配布資料 
    10/26  海底での長期・広帯域地震観測(塩原) 
    11/02  マルチスケール地震センサー開発(新谷) 
    11/09  リージョナル/ローカル地震観測:地震予知(平田) 
    11/16  構造物スケール(堀) 
    11/30  マルチスケールGPSその1(加藤) 
    12/07  マルチスケールGPSその2(加藤) 
    12/14  マルチスケール重力その1(大久保) 
    12/21  マルチスケール重力その2(大久保) 
    1/11   火山の地震観測(森田) 
    1/18   火山の広帯域地震観測と低周波地震(武尾) 
    1/26   グローバル電磁気観測(歌田)