Fig.2

桜島火山の昭和火口近傍を透過するミューオン・フラックスの時間変化. ただし、時間軸は噴火時刻を基準(0)にした経過時間にとっている.(a) 火口底より上方100mまでの領域をとり、53回の爆発について積算した結果.水平の太い実線は観測期間内の平均値を表す. (b)火口底より下方100mまでの領域についての積算結果. (c)  (a)(b)などのデータをもとに再構成した、ミューオン・フラックスの時空間変動(昭和火口を含む断面).黄色→オレンジ→赤色になるにしたがい,ミューオン・フラックスが減少の度合いを強める.すなわち,赤みが増す領域ほど、平均密度が大きく上昇していることを示している.