Fig.3

(a)Stromboli火口周辺の地形図.白い線が放射状に出ている点が,検出器設置点で,白い線は典型的なミューオンの飛跡を示す.白い丸で囲まれた点は,ミューオン余剰が観測された北東クレーターを表す.(b)山体の密度を2.2g/cm3で一様であると仮定した時のミューオン数期待値と観測値のずれ.横軸・縦軸はそれぞれ方位角・仰角のtangent,等高線は山体の厚み(m),色の違いは,期待値と観測値のずれを表し,赤いほど観測値の余剰を意味する.ビンサイズは縦軸・横軸共に0.020であり,火口付近での空間分解能に換算すると10mである.