Fig2

下部マントルの組成の違いによる、電子ニュートリノの生存確率の変化;ここでの生存確率とは、太陽表面から放射された電子ニュートリノが、電子ニュートリノとしてそのまま観測される確率を指す。左は下部マントルがパイロライト(普通に考えられているマントル物質)の場合、中央は下部マントルが仮にH2Oであった場合、右は両者の差。横軸はニュートリノエネルギー、縦軸はニュートリノの進行方向(黒矢印)と、地球への入射点における天頂方向(青破線)のなす角Θの余弦,cosΘ.  cosΘ< -0.4の範囲で、下部マントルを通過するので、この範囲で生存確率に最大で1%程度の影響が現れる。