10.3.2 外部機関との研究協力

国内外の他機関との共同研究は表5に示すように,国内8機関及び国外6機関と,合わせて10件ある.これに加えて,2つの多国籍国際プロジェクト(MU-RAY,IceCube)に参加している.また,地震研究所が地震学・火山学に関する共同利用・共同研究拠点であることから,特定共同研究(B)を活用して,国内の共同研究グループを組織している(表6).今後次第に研究を進展させるべき分野として,ニュートリノをもちいた地球内部の組成の研究があり,東北大学地球ニュートリノセンターとの間で,研究交流協定が2013年末に締結されている.これらの共同研究としてオーソライズされた組織をコアに,国内外の研究機関と,今後も緊密な協力を発展させることが必要であると考えている.