10.3 高エネルギー素粒子地球物理学研究センターの運営・今後の方針

高エネルギー素粒子地球物理学研究センターは, 2010年度から2015年度までの6年間の時限で,設置されている.人事及び予算などの運営全般にあたる運営委員会が設置され,地震研究所と理学系研究科から,それぞれの部局長と1名の教員で構成されている.センター構成員の研究活動度も高く,高エネルギー素粒子地球物理学という新しい学問分野の将来性も一層の進展が期待できると,自己評価している.その一端は,各種の賞の受賞(表1)や,特許(表2),及び多数の招待講演(表3)に,見ることができる.以下では,センターの活動について,概要を述べる.